中学生でもわかる逆算思考の考え方
中学生でもわかる逆算思考の考え方
こんにちは、個別進学塾アールの平安座です。
今回は久しぶりの”中学生でもわかるシリーズ”で
”逆算思考”について書いていくね。
ではさっそく始めるよ。
まず逆算思考っていうのは、
目的や目標があったとき
そこからさかのぼっていく考え方です。
分かるかな?
例えば学校に行く途中で
友達の家による必要があったとする。
そのとき登校時間は決まっていて、
それに間に合わすために、
「友達の家まではこれくらいかかって、
そこから学校まではこれくらいかかるから、
家からこの時間に出ないと遅刻してしまうな~」
とか考えるよね?これが逆算思考です。
あと、みんながよく聞く
テストでの時間配分も逆算思考だね。
そしてこの”逆算思考”は勉強ができる人は、
言葉は知らなかったとしてもみんな出来るんだよね。
テスト対策で使う逆算思考
それでは勉強できる人は、
どうやってテスト対策で
逆算思考を使っているのでしょう?
そういう人はまずテストの科目数の確認と
目標点数さっと決めます。
それで定期テストなどは
出る範囲は決まっているので、
そこを確認しながら、
「これは量が多いから早めにテスト勉強しとこう」
とか
「この科目は得意だから前日の確認だけでいいか」
というのを考えてテスト期間のスケジュールを決め、
あとは前回記事にも書いた優先順位を意識しながら、
周りの誘惑に負けないように
こなしていっているのです。
ただ最初はこのスケジュールを決めて、
きちんとこなしていくのが
大変な人もいると思うので、
はじめは友達とかと一緒に
こなしていくのもいいかもしれないね。
そこらへんはいろいろ考えてみてね!
あと一つ大切だと思うから
付け加えておくんだけれど、
この逆算思考やテスト勉強の進め方とかは
少し面倒くさいかもしれなけど中学生のうちから
慣れていたほうがいいよ。
なぜかというと、高校生になると1科目あたりの
内容の難しさやテスト範囲の広さが広くなって
中学生までは余裕で授業についていけていた子も
高校生では科目によっては全然ついていけなくなる
ことも普通にあるので、そこらへんは意識して
覚えておいてね。
塾の先生も使う逆算思考
はい、それではここで、
塾の先生が使う逆算思考の例を1つ紹介します。
せっかくなので、先ほどのテスト対策と同じ例で、
次は塾の先生の立場側から見ていきます。
先生は何年も定期テストを見てきています。
なので、大体
「1学期の中間テストの範囲は
ここらへんだろうな~」
とか
「学校がこのペースだと2学期の期末テストの範囲は
ここまでしかいかないだろうな!」
というある程度の予測ができます。
そしてそれをもとにテスト2~3週間前には予測した
テスト範囲は終わらし、
そこからは点数を取らせてあげられるように、
テスト対策に入っていきます。
なので補習型の塾以外では先生が
「今日はどこをやろうかな~」
ということはないはずです。
これはしっかり先生も逆算思考を使って
カリキュラムを作ってやっているからです。
まとめ
どうだったかな?
”逆算思考”って言葉は
難しく聞こえるかもしれないけど、
普通につかっている考え方だよね?
ただこの普通に使っている考え方でも
いざ何か目標があった場合に、
逆算思考を思い出せなかったばっかりに、
予定までに間に合わないなんてこともあるので、
”逆算思考”という考え方もあるんだと、
頭の片隅にでも置いておくと便利だと思うよ!
もしよければこれも確認してみてね!