VUCA(ブーカ)とは?

VUCA(ブーカ)とは?

こんにちは、個別進学塾アールの平安座です。

さて、早速ですがみなさんはVUCA(ブーカ)という言葉はご存じでしょうか?

 

実は私自身最近本を読んでいて初めて知った単語なのですが、VUCAとは

・Volatility(ボラティリティ:変動性)

・Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)

・Complexity(コムプレクシティ:複雑性)

・Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)

の頭文字を並べたもので、もとは軍事用語なのだそうです。


ただ2010年ごろから社会の不確実性が顕著になったこともあり

ビジネスの世界でも使われるようになってきたのだそうで、

最近の私たちの感覚としてもコロナやウクライナ戦争、

物価高などでより身近に感じやすくなってきたと思いますよね。

 

少し話は変わりますが、2021年度より中学校の学習指導要領が新しくなりました。

文部科学省のHPには以下のような改訂の思いが記載されています。

 

学校で学んだことが,子供たちの「生きる力」となって,

明日に,そしてその先の人生につながってほしい。

これからの社会が,どんなに変化して予測困難な時代になっても,

自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,

それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。

そして,明るい未来を,共に創っていきたい。

 

「学習指導要領」には,そうした願いが込められています。

これまで大切にされてきた,子供たちに「生きる力」を育む,

という目標は,これからも変わることはありません。

一方で,社会の変化を見据え,新たな学びへと進化を目指します。

 

生きる力学びの,その先へ

 

引用元:文部科学省HPより

 

まさにVUCA時代において子供たちに備えてほしい必要な

生きる力としての学びを文部科学省も求めているようです。

 

さて一気に話は身近になりますが、

個別進学塾アールでは成績アップというのを第一に掲げて運営しています。

もちろんこの成績アップというのはただ単純に

点数アップだけを目的にしているのではありません。

 
例えばただ単純に中学生の定期テストのみでいい点を取らせるのであれば、

暗記重視でも点数はすぐに上がります。

しかしながら学校の勉強というのは中学で終わりではなく、

高校までつながり大学入試まで連続してつながっていきます。

 

その大学入試にあたって、2021年度にはセンター試験から代わった

共通テストが始まり、その難易度がこれまでより上がり話題になりました。

特に話題になったのが2022年度の数学の問題です。

 

まず文章量が多く、読解力が必要で、そのうえで思考力を必要とする問題が増えました。

数学ⅠAの場合は試験時間が60分から70分になっており時間は増えたのですが、

それでも時間内に完答していくのは厳しい問題でした。

 
そういったことを踏まえるとこれからは問題を解くに当たって、

ただの暗記や典型問題の処理能力のみで乗り越えるのは難しく、

日頃から問題を解くにあたって、

読解力とともに解くための思考のプロセスがより重要となるのです。

 
これまでの暗記の知識やパターン処理能力は備わったうえで

そういったものも要求されているということなので、

学力の差はさらに広がっていくと考えられます。

 

個別進学塾アールではそういった流れにもついていける生徒を育てるために

普段から思考のプロセスを意識させながら点数アップ、

そして成績アップをさせ生徒が志望する学校へと合格させるため日々授業をしております。