中学生でもわかる合理的思考
中学生でもわかる合理的思考
こんにちは、個別進学塾アールの平安座です。
今回は中学生でもわかるシリーズの第3弾ということで、
合理的思考について話をしていくね。
合理的という言葉は普段あまり聞いたことが
無いと思うだけど、社会に出たらよく耳にする
言葉で、この合理的思考がどういう意味かというと、
ムダを省いて行動していこうという考え方なんだよ。
例えば、よくあるパターンかもしれないけど、
少人数での集まりやクラス会なんかで集まった場合、
お店や施設の前でみんなわちゃわちゃしていて、
「次どうするのだろう?
なんかこの時間ムダだなー」
とか思うことない?これがまさに合理的に
ものを考えている状態になるんだよね。
なので、この合理的思考というのは
普段の生活であれ、校則であれ、勉強であれ、
「これムダだからこうした方がいいよね?」
と思うことにはすべてに当てはまります。
それではこれに関連して次に先生が
個人的に思う勉強について、
「これは時間がもったいなくてムダかな~」
と思ってしまう生徒の勉強例について書いてくね。
もし当てはまってもショックは受けないように!笑
合理的じゃない勉強法
さてここからは先生が個人的に
あまり合理的じゃないかな?
と思う勉強法について具体例を挙げていきます。
ただ注意してほしいことは、
それに当てはまったとしても
「自分は今のやり方が好きで、
そのほうが集中できるし、覚えやすい!」
という子もいるので、それはそれで大切なことなので
先生が言っていることは一つの参考例として
思ってくれると嬉しいです。
それでは今回、合理的じゃない勉強法を
3つほど挙げるとこんな感じです。
・教科書を丸写しする勉強法
・ワークの問題と解答を書いていく勉強法
・公式を活用しない勉強法
それでは説明していくよ。
教科書を丸写しする勉強法
それではまず教科書を丸写しする勉強法
についてなんだけど、これをやる人は
たくさんノートを書いた方が安心するとか、
または読んでいるだけでは理解できないから
書いてしっかり時間をかけて理解し、
暗記していきたいというのが多いと思います。
ただそうするともちろん時間がかかるので、
テスト範囲が100ページとかになると
到底無理だよね?
それじゃどうしたほうがいいかというと、
重要な用語をピックアップして
その要約を自分なりに教科書を読んで
まとめた方が理解力も深まるし、
記憶にも残りやすくていいです。
ただし、やっぱり本来教科書なら読んで
一通り理解したなら問題集を解いて、
分からないところを再度教科書で確認する
くらいがいいのでそこは覚えておくと
いいでしょう!
ワークの問題と解答を書いていく勉強法
次にさっきのことと少し似ているんだけれど、
ワークの問題と解答を書いていく勉強法も
時間がかかってしまう勉強法です。
特に問題を書く時間がもったいない。
(課題の提出などで問題を書かないと
いけないのは別ね。)
これに関しても、問題は読んで解答は
ノートに書いていく。そしてそれを確認で何回も
繰り返す際などは口頭で答えたり、
数学などは頭の中で解法の流れを思い出したり
したほうが断然能率はよくなるよ。
公式を活用しない勉強法
最後に公式を活用しない”勉強法”というか、
あまり公式を活用しようとしないパターンに
ついて紹介するね。
これは頭がいい子が当てはまるんだけれど、
まず公式というのはまさに合理化を追求した
形になっていて、それを使わないことは
特に時間が限られている試験を解くときには
合理的じゃありません。
少し話がそれて、そういえば、
Youtubeである動画を見たんだけど、
それが数学者で大学教授の千葉先生という方が
こんな感じのことを言ってました。
「私は数学者だけど、
高校で習った公式はほとんど忘れてしまいました。
なので共通試験(大学入試)の問題を時間内で
解けと言われるとたぶん厳しいです。
ただ24時間与えてもらえば、公式から作って
満点を取ることができます。」
どう?公式から作るとかすごいと思わない?
もしかして、公式覚えてないとか意外と思うかな?
このことからも分かるように、
試験というのは時間との勝負です。
もちろん考える力はとても重要なこと
なんだけど、特に試験などにおいては、
公式は時間短縮のために重要なものなので
しっかり覚えて活用していきましょう。
特に試験前に公式集で確認することは大切です!
まとめ
先生は生徒の成績を短期間に伸ばすことが得意です。
これは点数を取らせるために無駄なことは省いて
重要な所だけを短く伝えるよう合理的に考えている
からです。
ただし合理的も行き過ぎると悪い面があります。
それは機械的とか、冷たい人と思われてしまいます。
これは先生が若かった時に言われたことなんだけど、
「笑わない人だと思っていたんだけど、
笑うんだねー」
と、何回か言われました。
先生も人間なんです。笑います。
こんな感じで合理的すぎると人間味がない
という印象になるので、そこらへんはバランス
が大切なので気をつけましょう。
もしよければこちらも確認してみてね!