7月17日放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』にて、” 白いシャチが捉えられ
た!? ”との情報をもとに、世界遺産の知床で野生動物の貴重な光景を撮影される
そうなのです。
そこで今回は、知床で最近撮影された白いシャチについてと、また白いシャチの
個体がなぜ白いのかが、判明しないワケについても見ていこうと思います。
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・知床沖の白いシャチ【画像有】
2019年5月17日の報道で知床沖にて白いシャチの撮影に成功したと記事になりま
した。それがこちらになります。
引用元:産経新聞
北海道大や京都大などの研究者らによる「北海道シャチ研究大学連合」の大泉宏・東海大教授(海生哺乳類学)が17日までに、世界自然遺産の北海道・知床沖で白いシャチの撮影に成功した。日本沿岸での撮影は極めて珍しい。シャチは通常は背中が黒く、腹や目の後方が白いが、今回のシャチは背びれを含め背中の大部分が白く、全身が白い可能性が高い。
引用元: 産経新聞
写真では、画像が粗く見えずらいのですが、記事によると全体部分が白い可能性
が高いとのこと。また撮影場所からは4~5km離れていたとのことなので、けっ
こう距離があったのですね。それにしてもめったにいないという白いシャチの撮
影に成功するとは本当に凄いです!
・なぜ白い個体が謎なのか?
通常白い個体と言えば、アルビノを思い浮かべるかと思います。そのため白いシ
ャチの場合も、それに当てはまるかと思うのですが、どうやらそう簡単な話では
ないようなのです。
というのも、それらを調べる場合一般的にDNAを採取する必要があるそうなの
ですが、なにより白いシャチの個体数も少ないためか、研究は進んでいるもの
の、まだ確定はしていないとのこと。
またアルビノに関してはこのような特徴もあるとのこと。
アルビノの固体は遺伝子の異常でメラニンを生成できず、皮膚や毛、網膜、眼球の色がない。その為視力が弱く、餌を探したり敵から身を守るのも困難で、動物のアルビノの多くは成体になる前に死亡してしまうと言われている。
引用元:https://www.excite.co.jp/news/
たしかにそういった状況があれば、研究は進みづらそうですね。それではアルビ
ノ以外には白い個体になる理由としてどういったことが考えられるのでしょう
か?
その場合は白変種などが考えられるとのこと。白変種というのは、メラニン色素
が生成できないのではなく、あえて白くしている個体で、通常ヒトなどもそうな
のですが、その遺伝子は劣勢遺伝子となり発現しないようになっているのです
が、稀にその特性が発現するものなのです。その個体の例としては、ホワイト
タイガーなどがそれに当てはまるとのこと。
・まとめ
今回は、
『知床沖の白いシャチ【画像有】なぜ白い個体が謎なのか?
【世界の何だコレ!?ミステリー】』
について見ていきました。
7月17日放送の『 世界の何だコレ!?ミステリー 』では、白いシャチ以外にも様々
な動物の貴重映像が放送されるそうなので、楽しみにしたいと思います。
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